『五苓散(ごれいさん)』
こんにちは annzuchan です。
ご訪問くださりありがとうございます。
みなさん、お酒をついつい飲み過ぎてしまって
お酒が抜けなくてつら~い!
顔がむくんでるぅ~!
と次の日に苦い経験をお持ちではないでしょうか?
それは“お酒”という水分をその人の処理能力を超えて摂取してしまったための症状です。
今回はそんな症状でお悩みの方にピッタリの漢方薬
『五苓散(ごれいさん)』をご紹介しますね!!

むくみや飲みすぎによる二日酔いに効く
『五苓散』とは
漢方の古典といわれる中国の医書『傷寒論』『金匱要略』」の太陽病中編に収載されている薬方です。
どんな方におすすめの漢方薬か
- お酒を飲んだ次の日に顔がパンパンにむくむ方
- お酒を飲むとよくおなかをこわしたりする方
- お酒を飲んでいるときトイレに行く回数が少ないという方
余分な『水(すい)』を体の外へ
『五苓散』は余分な『水(すい)』*1だけを出すため、一時的に不要な『水(すい)』が体にたまっているときに効果的です。
むくみをはじめ、頭痛、めまい、下痢などは、漢方では『気血水(きけつすい)』でいう『水』が滞った『水滞(すいたい)』*2を原因とする症状と考えます。
水分代謝がうまくいかないと、体のあちこちに偏在(へんざい)して異常がでてきて、このような症状が現れてきます。
口の渇きや尿量の減少がある人を改善
- 口の渇き
- 尿量の減少
- めまい
などのむくみ、頭痛、下痢などに処方される
『水滞』を改善する代表的な漢方薬です。
頭痛 めまいから吐き気 嘔吐(おうと)などの適応が広い
『五苓散』は多くの適応症がある。
体力に関わらず使用できて『虚*3実*4(きょじつ)』の『証(しょう)*5』も『虚実間証*6(きょじつかんしょう)』を中心に比較的広く処方され
- 二日酔いなどの吐き気やむかつき
- さまざまな浮腫(むくみ)
- 頭痛 特に 気圧低下に伴って発症する頭痛や片頭痛
- 急性胃腸炎(注)*7
- 水様性下痢
- 暑気あたり
また
- 子どもの下痢
- 妊婦のむくみ
などに処方されることもあります。
『気・血・水』は、不調の原因を探るためのものさしです。
漢方では、私たちの体は『気・血・水』の3つの要素が体内をうまく巡ることによって、健康が維持されていて、これらが不足したり、滞ったり、偏ったりしたときに、不調や病気、障害が起きてくると考えられています。
出典:「NHKきょうの健康 漢方薬事典 改訂版」(主婦と生活社)
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配合生薬
- 沢瀉・・・利水 止渇などに効果 胃内停水*8 水瀉性下痢 急性胃腸炎 生理不順 小便不利 尿道炎 膀胱炎 全身冷え性 水腫*9
- 猪苓・・・解熱、止渇、利尿薬として、小便不利、口渇、腎臓疾患などに応用
- 蒼朮または白朮*10・・・腎機能の減退慢性胃炎胃腸炎 胃下垂症下痢 小便不利四肢冷痛身体疼痛 妊娠浮腫 貧血症
- 茯苓・・・利尿作用があり 体に溜まった水分を抜くと同時に鎮静作用を持つ
- 桂皮・・・食欲不振 神経性胃炎 慢性胃炎 胃下垂 胃酸過多症 動悸 慢性胃拡張病 つわり 尿量減少 生理痛 芳香性健胃 発汗 解熱 鎮痛 整腸 駆風 収斂(しゅうれん)など
副作用
補 足
よく似た効能の漢方薬
最後までご覧くださりありがとうございました。
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